人間関係のお悩みって、大人から子供までどの世代にも共通するテーマですよね。
「なんであんなこと言うんだろう？」
「あんな態度取らなくてもいいじゃん」
相手の何気ない一言や態度が気になって、イライラしたり、モヤモヤしたりしてしまうことってありますよね。
実は、うしたイライラやモヤモヤの多くは、私たち自身の「思い込み」や「先入観」によって生まれているんです。
よく例えとして使われるのが、「色眼鏡」。
私たちは自分の思い込みや先入観という色眼鏡を通して相手を見ており、それによってネガティブな感情を引き起こしてしまうんですね。
この記事では、その色眼鏡に「いい人フィルター」をかけることで、毎日をもっと穏やかに過ごす方法をお伝えします。
まずは自分の思い込みを知ろう！
私たちが相手と対峙するとき、ほとんどの場合、相手のことを自分の見たいように見ていることが多いです。
例えば、「あの人はいつも私に冷たい」と、思い込んでいると、その人が何をしても冷たく感じてしまいます。
でも、そんな風に見ているのは、あなた。
あなたの眼鏡で見ると、相手がそう見えている、ということなんです。
実際あなたは「あの人」について、どのくらい知っているのでしょう？
少し思いを巡らせてみると、思いのほか相手のことを「知らない」ことに気が付くのではないでしょうか。
私たちはどんなに努力しても、相手に対する決めつけや思い込みをゼロにすることはできません。
もしかしたら、勝手に「冷たいあの人」像を作り上げているだけかもしれない。
そんな風に考えてみると、意外と自分の先入観や思い込みが大きく影響していることに気づくはずです。
まずは、その「色眼鏡」の存在に気づくことが、心の負担を減らす第一歩です。
どうせなら「いい人フィルター」をかけてみる
これまでの経験が作り上げてきた「思い込み」や「先入観」を手放すのは簡単ではありません。
でも、あなたのその眼鏡にかかっているフィルターをポジティブなものに変えることはできるんです♪
そこで私が提案したいのが「いい人フィルター」。
どうせ色眼鏡で相手を見てしまうんだったら、いっそのこといい人フィルターをかけて、周の人はみんないい人、という前提で接してみちゃうんです。
相手の気になる言動に対しても、「善意がベースにあるんだなぁ」「私に何を伝えようとしてくれてるんだろう？」などと考えると、イライラした気持ちも減り、穏やかな気持ちで対応できるようになります。
面白いことに「相手はいい人」という前提で接していくと、相手への態度が自然と柔らかくなったり、好意がにじみ出てくるようになりますので、相手も影響されて、言動に変化が表れてくることが多いんですよ♪
実践のコツ
「いい人フィルター」を適用するためには、まず相手の行動に対して一度立ち止まって考えることが大切です。
「この人は本当に悪意を持って言ったのか？」と自問し、もし悪意がないと判断できるなら、ポジティブな意図を見つける練習をしましょう。
例えば、冷たく不愛想に見える態度はただの疲れのせいかもしれません。
そう思うと、優しい言葉をかけたり、ねぎらったりしたくなりませんか？
こんな風に、少しずつでもいいので「いい人フィルター」を使っていくと、人間関係のストレスが驚くほど減るはずです。
まとめ
人間関係で相手にイライラしてしまうのは、私たちが色眼鏡を通して相手を見ているのが大きな原因の一つ。
でも、その色眼鏡って自分が作った思い込みや先入観、ですよね？
自分で作った思い込みって、いつでも自由に変えることができるし、何度変えていいんです！
実は「色眼鏡」という自分の先入観に気づけただけでもすごいこと。
多くの人は気が付かないか、気づいても変えようって思えないから。
まずは最初のステップとして「いい人フィルター」を適用してみましょう♪
意外なほど相手との関係がスムーズになり、心が軽くなるのを実感できるはずです。
これからは、自分にとって心地よいフィルターを選んで、新しい世界観を作り出していきましょう！
