今回は乳児編です。
乳児期に年3回は付き添い入院していた私がそんな疑問に答えていきます。
☑本記事の内容
- 付き添い入院に備えて準備しておくものが分かる
- どんな視点で持って行くものを選んだら良いのかが分かる
では、目次です!
小児科への付き添い入院、事前の準備が肝!
親が子どもの入院に付き添う場合には2パターンあります。
- 検査や手術などであらかじめ予定が決まっている場合
- 急な体調の悪化による緊急入院
親として特に焦るのが後者です。
子どもの場合は病状が急激に変わりやすいので、一刻も早い受診が必要です。
でも、乳幼児期は授乳用品やオムツなど、必要なものが多くて大変ですよね。
いざという時に入院の準備に手間取ることが無いように、準備できるものはあらかじめまとめておくと安心です。
付き添い入院の持ちものリスト
付き添い入院の時に必要になるものを用途別にまとめます。
リストは気管切開+注入の医療的ケア児向けです。
お子さんに必要なケアの内容にあわせて赤字の物品は変更してくださいね。
病院へ行く時に必要なもの
普段のお出かけにも使うものなので、お出かけバッグの中に常備。
吸引セット一式 | 吸引器、吸引器のバッテリー、吸引カテーテル、アルコール綿、通水用の水など |
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気切カニューレの予備 | 普段使っているサイズに加え、ワンサイズ小さいものもあると安心 |
オムツポーチ | オムツ、おしりふき、使用済みオムツを入れる袋 |
酸素ボンベ | 必要に応じて酸素マスクなども準備 |
パルスオキシメーター | 指にセットするポータブルサイズが便利 |
入退院の手続きに必要なもの
入院中も貴重品として持ち歩くので、サコッシュなどに入れておくと便利。
わが家は無印のサコッシュが大活躍
保険証・医療証 | 病院の受診カードや小児慢性受給者証などとセットにしておくとラク |
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お薬手帳 | 最新のもの |
障害者手帳 | 駐車場代が減免されることが多い |
印鑑 | 認印で可 |
財布 | 現金は少な目でよいが、テレビカードの購入は現金が必要。わが家は入院に備えてクオカードをストックしています。 |
携帯、スマホ | 院内のコンビニはスマホのpayが便利です。充電器もお忘れなく。 |
筆記用具 | 受付や病棟で借りてもいいですが、あると便利。感染が気になる方にも。 |
授乳・搾乳や注入に必要なもの
哺乳瓶 | ミルクを作ったり、搾乳した母乳を入れたり |
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搾乳機 | 電動が絶対おすすめ |
母乳バック | 院内で購入するとコスパが超絶悪いです。ネットでまとめ買いがお得 |
ミルク | カロリー足し |
哺乳瓶のお手入れグッズ | 哺乳瓶用ブラシや洗剤、哺乳瓶消毒器。入院中の哺乳瓶消毒はレンジ消毒より浸け置きの方が便利でした。(子どもから離れなくて済むため) |
温度調節用のボウル | 母乳の温めや、ミルクの温度調整用のボウルがあると便利 |
医療的ケアに必要なもの
カニューレホルダー | 入院中は病院の消耗品を使用することが多いですが、洗い替え含めて3本程度準備 |
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人工鼻 | こちらも病院で準備してくれることがほとんどですが、新生児の時はいつも使用しているサイズが病院になく、持参したものを使用しました。 |
Yガーゼ | 普段は不織布のYガーゼを使っていますが、病院によっては普通のガーゼなので、糸くずがボロボロ出てきます。使い慣れたものを準備。 |
聴診器(+シリンジ) | 注入前に、空気注入音を確認するため |
綿棒 | 塗り薬を細かい部分に塗るため |
ここは必要なケアによって持って行くものが変わってくると思います。
一度リストアップしておくと後が楽です。
病棟生活で必要なもの
私が5日間付き添いをしたときに用意したものです。
オムツ関係 | オムツ1パック、おしりふき2パック |
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子どもの着替え |
嘔吐などで汚れることもあるので、少し多めが安心。病院のコインランドリーで洗濯も可能。 |
付き添い者の着替え |
コインランドリーが込み合っていて選択できない時のために、少し多めに準備しました。羽織ものは院内のコンビニへ行く時とか、体温調整に便利。 |
メイク用品 |
なんとなくスッピンでは気が引けるので、BBクリーム+アイブロウだけしてました。 |
洗濯用品 |
院内のコインランドリーを使う時、下着などの人の目にふれさせたくないものはネットを使用。 |
シャワー用品 |
タオルは結構使います。シャワー、病室の乾燥対策(濡らして加湿)、洗顔、手洗い、子どもの汗拭きなどにも使うので多めに。 |
その他の小物 |
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まとめ
- 付き添い入院に必要な物品は「旅行」よりかなり多い!
- 入院中の生活を少しでも快適に過ごすためには事前準備が必須!
- 準備できるものはあらかじめスーツケースなどに詰めておく
今回のリストは、入院から退院まで、付き添い者が一歩も病院の外に出れない場合を想定しています。
家族と一時的に交代できたり、面会(&物資の補充)が毎日あったりする場合、もう少し量を減らせるかもしれません。
子どもの看病に専念するためにも、準備万端にしておきたいものですよね。